うつ病なび

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眼球が動きづらい患者さんは眼球周辺の血流が悪い。

眼球の動きも血流障害

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稀にいらっしゃるのが眼球が動かない、若しくは動かしづらいという事で来店される方がいらっしゃいます。

初めて来店された時にはどういった事なのか理由は解りませんでしたが、たいていは目に関するトラブルと言うのは目の周辺の組織に血液が流れていない事が原因です。

主に目の周辺への血流は首筋から後頭部、特に後頭部の「ぼんのくぼ」と言われる陥没したような場所とその両側の首筋が硬くなっています。目のトラブルは、目の疲れや痛み、ドライアイ、光が異常にまぶしく感じる、人口的な光が見れないという場合はたいてい血流障害です。

眼球が動かないという人も眼球の周辺の血流が悪くなり眼球を動かすための筋肉が異常に硬直していることが原因と思われます。

上記の仮説を基に首周辺や後頭部の施術を行うと目の周辺に血液が流れ込んで来て目が楽になってきます。これまで眼球が動かしづらいという事で来店された方は2名しかいらっしゃらないので施術経験はすくないのですが、この2名ともにほんの20分ほどの施術で目が動かしやすくなり強張った感じから解放されました。

目の周辺への血流を改善するにはこの首筋の後ろ側や後頭部を中心に施術を行います。目の疲れが酷い方や、目のトラブルで悩んでいる方はこの部位が骨のように硬くなっていますのですぐに解ります。

目だけではなく、あらゆる組織や臓器が壊れるのはたいてい血流が悪くなっている事が原因となっています。必要な組織に栄養が行き届かなくなると壊れると単純に思って頂ければ間違いありません。

その血流障害となっている訳は、筋肉の異常な硬直です。この異常な筋肉の硬直でスムーズに血液が流れなくなって必要な組織に必要な量の血液が供給されなくなった時に身体から異常を知らせるメッセージが送られます。

最初は目の疲れ⇒目の痛み⇒さまざまな目に関するトラブル

目の疲れと言うのは目の周辺の血流が悪くなっている事が原因です。疲労というのは疲労物質が外に排出されずにその筋肉内に留まったままの状態になっているのです。

この疲労は血液によって老廃物も回収されますが、疲労が回収されずに筋肉内に残り更に次の疲労物質が発生して、筋肉が硬くなってきます。筋肉が硬くなると疲労物質も回収できなくなるという風に悪循環が続くようになります。

一度筋肉を緩めてリセットする必要があります。筋肉を緩めると血液の循環が改善して自分の力で老廃物を回収できるようになり、疲労も蓄積しづらくなってきます。

血流障害を取り除くには深層筋肉を緩めるしかない。

首筋の筋肉を緩めたり、後頭部を緩める事により目の周辺への血流が改善されて眼球の周辺への血流もよくなり眼球もなめらかに動くようになります。しかしこの首筋や後頭部の筋肉がこのような症状の場合にはだいぶ硬くなってしまっています。

眼球が動かないというのはかなり目づらしく本人も焦るかと思います。それだけ身体からのメッセージも強烈な信号をだしていますので、きちんと対処する必要があります。放置する事で取り返しのない様な重大な目のトラブルにならないように注意してもらいたいと思います。

一般的な整体やマッサージでは到底この首筋の硬直や骨のように硬くなった筋肉の硬直は取れるものではありません。この筋肉の硬直は身体の深部の硬直で非常に深い部分にある筋肉です。この筋肉は深層筋肉と言われる筋肉ですが、この深層筋肉というのは非常に硬くしつこい凝りです。

簡単に取れる事は決してありません。しかし決してこの硬直は取れないものではなく、しっかりと深層筋肉を意識して根気強く整体を行えば必ず骨のようになった筋肉でさえも柔軟性を取り戻すことが出来ます。