うつ病なび

うつ病に悩める人や家族のための役立つ情報

頭痛は頭部の血流障害

うつ病患者さんに多い頭痛

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当院に来店されるうつ病患者さんの多くは頭痛持ちです。うつ病になってから特に頭痛を感じるようになったということではなく以前から時々頭痛がしていたという場合が殆どです。

さらにうつ病になってからは頭痛がする頻度が高まるようです。なぜうつ病の患者さんに頭痛持ちが多いのかというと、うつ病と頭痛とは共通する身体的な特徴があるからです。

それは首筋から後頭部へかけての筋肉の硬直です。この部位が硬直している方の多くは頭痛をもっています。慢性的な頭痛をもっている方は病院でMRIなどの検査を受けた経験があり原因が特定されずに痛み止めでなんとかしのいでいる事が現状です。

頭痛も一日中している方もいらっしゃいますが、殆どの方は時々起ります。そして肩凝り感が強まった時やハードワークな仕事が続いた時やストレスを強く感じた時などに頭痛が起こるようです。

頭部の血流不足による頭痛

 当院では頭痛の原因は、頭部への血流障害だというふうにとらえています。これは施術経験によるもので理論的に説明の出来るものではありませんが、頭痛というのは脳からのメッセージで血流が不足している事を知らせる機能が働いているものだと思っています。

実際にこの首筋から後頭部の緊張を取ることで頭痛は速やかに改善されてゆきます。頭痛のする方が必ずしもうつ病ではないのですが、頭痛のする方は首筋が硬直している事からうつ病になりやすい条件をもっているということが言えるかと思います。